【学びのノート vol.1】江戸時代の知恵「大和本草」に学ぶ、命を大切にする心
- HIJIRIAN(聖庵)

- 16 時間前
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最近、私は「大和本草(やまとほんぞう)」という古い本を読み始めました。書いたのは、江戸時代の学者・※貝原益軒さんです。
この本を読んでいると、ある大切なことに気づかされます。それは植物について学ぶことは、単に名前や形を覚えることではなく、「人も動物も植物も、みな同じ「命」として、どうやって大切に活かし合っていくか」を学ぶことなんだ、ということです。
※貝原益軒さんってどんな人?
今から300年前、福岡県で活躍したお医者さんのような人です。子どもの頃は身体が弱かったのですが、自分で健康法を工夫して、なんと83歳まで元気に仕事を続けました。今の時代で言えば、100歳を軽く超えるような驚きの元気さです!

1.「日本のための」教科書を作りたい!
益軒さんが生きていた時代、薬や植物の本と言えば、中国の本「本草綱目(ほんぞうこうもく)」をそのまま信じるのが当たり前でした。
でも益軒さんはこう考えました。
「中国と日本では、空気も水も育つ環境も違う。日本の自然に合った、日本人のための教科書が必要だ!」
そこで彼は、本から学んだ知識だけで満足せず、自分の足で日本中を歩き回りました。そして1360種類もの生き物や石などを自分の目で確かめて、1冊の本にまとめました。それが「大和本草」です。
2.「天地生生之心」ー命は繋がっている
益軒さんの考え方の中心には「天地生生之心(てんちせいせいのこころ)」という素敵な言葉がありました。
・自然界(天地)は、全ての命を生み出し、育てようとする「大きな心」を持っている。
・私たち人間もその心を受け継いで、全ての命を優しく、大切に守っていこう。
植物の性質を正しく知ることは、自然からもらった「命の恵み」を大切に使い、自分の身体や心を元気にすることにも繋がります。益軒さんにとって植物の勉強は、みんなを幸せにするための「思いやりの方法」だったのですね。
「まずは正しく観察して、誰かのために役立てよう」
この一生懸命で誠実な姿に心が震わされ、「もっと深く知りたい!」と思うようになりました。
益軒さんが学んだルーツをたどっていくと、4000年以上も前から伝わる「中医学(ちゅういがく)」という世界にたどり着きます。それは今の私たちの四季の暮らしにも、重なる部分がたくさんあります。
もっと深く学びたい!ーーそんなワクワクした気持ちで「実用中医学(辰巳洋 著)」の本を手に取りました。
(vol.2に続く)
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HIJIRIAN(聖庵)
本来の自分へ還る 和草セラピー
田所 聖妙(ayumi)
◻︎僧侶として12年の修行を経てセラピストへ転身。
◻︎身体から心へ働きかける日本の植物療法を探求。
◻︎自ら和草を仕立てたオイルによる施術。
◻︎季節のゆらぎを整える和草WSを主宰。
◻︎緑育植物療法士®︎
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静かな時間をご用意してお待ちしております😊。




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