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衝撃的な出来事からセラピストの道へ
初めまして。セラピストのayumiです。
私が聖庵を始めようと思ったきっかけは、十数年前にさかのぼります。
当時、とあるお寺で髪を剃り、僧侶として日々を過ごしていました。
ある日、毎月のようにお寺へお参りに来られていた方が、突然、自らの命を絶ちました。
ほぼ同じ時期、30年以上にわたり仏教を信仰されてきた方が、深刻なうつ病を患われました。
言葉では表現しきれないほどの衝撃を受けた私は、「仏教の教えだけでは、人々の苦しみを癒すことができないのではないか」と、深く考えるようになりました。
仏教の開祖であるお釈迦様もされていたと言われている『ヴィパッサナー瞑想』の修行に参加した際に、私は衝撃的な気付きを得ました。
「心の痛みと身体の痛みは深く結びついている」ことを、身をもって知ったのです。
その後、一般心理学や仏教心理学を学ぶ中で、「アーユルヴェーダ」と出会いました。
古来の寺院では病に苦しむ人々を助けるため、治療院を設けていたこと。
奈良時代に日本にもアーユルヴェーダのハーブが伝えられていたことを知り、
「これこそ、私が探し求めていたものだ!」と確信しました。
僧侶からセラピストへの転身を決意し、都内のアーユルヴェーダサロンで3年間、真摯に修練を重ねました。その後、縁あって京都市内へ移り、さらに2年間、アーユルヴェーダサロンで研鑽を積みました。
現在は、アロマセラピースクールも手掛ける会社に所属し、あるラグジュアリーホテルスパでの経験を通じて、アロマテラピーもアーユルヴェーダも根本的には「植物療法」であることを深く理解しました。
「植物療法のサロンを開こう」
その想いを胸に「聖庵(ひじりあん)」の開業を決めたのでした。
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