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【日本の植物の恵み①】天地の恵み「葛(くず)」に学ぶ。足元から始まる、心と身体の養生法。




葛の葉
葛の葉



植物の恵みを纏い、整える

和の自然療法 聖庵(hijirian)です。


「風邪の引き始めには、葛根湯」で馴染みのある「葛(くず)」のお話です。


皆さんももしかしたら、写真のようなモリモリ生えている三つ葉の植物を、見かけたことはありませんか。

「ただの雑草でしょ?」ってかつての私もそう思っていました。でも、実は葛こそ、秋を代表する七草のひとつ。古くから日本人に愛されてきた、歴史のある植物なのです。


たった1年でツルの長さが10メートルも伸びるほどパワフルな生命力の持ち、7月から9月ごろには綺麗な花を咲かせ、ぶどうのような甘い香りを漂わせます。




葛の
葛の



▪️命を繋いできた大地の恵み


貝原益軒が記した「大和本草(やまとほんぞう)」には、こんな話が記されています。「食べ物がなくて困った時、村に住む人たちは家族みんなで山の中へ入り、葛の根っこを掘って食べ、命を繋いだ」と。


今でも和菓子で有名な、「くず餅」や「くずきり」は、この葛の根っこ(デンプン)から作られています。葛はまさに、日本人の心と身体を支えてきた、天からの贈り物なのですね。




葛の
葛の



▪️捨てるところなし。丸ごと活かす知恵。


葛はその全てが私たちの助けになります。


・根:「葛根(かっこん)」として、風邪の引き始めや肩こりの薬に。

・花:アルコールの代謝を高めて、二日酔いの強い味方に。

・蔓(つる):丈夫な「葛布(くずふ)」として、かつては衣服にもなりました。




葛の
葛の



▪️現代の女性にこそ、葛が必要。


現代の科学の目で見ても、葛の成分は驚くほど優秀で、葛に含まれる「ダイゼイン」などは、女性ホルモン(エストロゲン)に似た働きをしてくれます。


・更年期のゆらぎを穏やかに

・骨粗鬆症の予防

・お肌のコラーゲン産生を促進


まさに、変化の多い時代を生きる私たち女性にとって、身近で頼もしい「日本のハーブ」と言えるでしょう。




葛湯
葛湯


▪️暮らしに葛を取り入れる「本葛湯」


スーパーなどで「本葛(片栗粉などが混ざっていないもの)」を見つけたら、ぜひ自分を労う一杯を作ってみてください。


【本葛湯レシピ】


1.鍋に本葛粉(大さじ1)と150mlの水を入れて溶かします。

2.中火にかけ、ヘラなどで絶えず混ぜます。

3.白かった液が、透明になり「ぷるん」としたとろみが出たら完成。


お好みではちみつやジャム、ハーブシロップを入れると美味しくなりますよ。


一口飲むごとに身体の芯から温まり、緊張が解けていくのがわかるはずです。私も季節の変わり目で、喉に違和感がある時などは、必ず朝晩飲んでいます。







▪️おわりに


「身土不二(しんどふに)」ー土地のものを食べることは、その土地の健康をいただくこと。

日本の土で育った葛は、私たちの身体にとって最も馴染み深いものです。


道端でもし葛の葉に出会ったら「私たちの命を繋いでくれてありがとう」と心の中で声をかけてみる。そんな心の余裕が、きっとあなたを健やかにしてくれます。




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植物の恵みを纏い。整える

和の自然療法|聖庵(hijirian)


Owner Therapist

田所 聖妙(ayumi)


◻︎僧侶として12年の修行を経てセラピストへ転身。

◻︎アーユルヴェーダサロン5年、ホテルスパ2年の研鑽の後、聖庵を開業。

◻︎自ら仕立てた和草オイルによる施術。

◻︎季節のゆらぎを整える和草WSを主宰。

◻︎身体から心へ働きかける、日本の植物療法を探求。

◻︎緑育植物療法士®︎


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「毎日をもっと軽やかに過ごしてもらえたらいいな☺︎」

聖庵(hijirian)はそんな想いから生まれた

小さな小さなサロンです。


聖庵が大切にしているのは

日本の土で育った季節の植物たち。


そのお力をお借りして

あなたの心と身体を整えます。


・いつも笑顔で過ごしたい

・穏やかな自分を保ちたい

・人生を軽やかに楽しみたい


そんなあなたの願いを叶える

場所でありたいと考えています。


植物の力を借りて

本来のあなたを楽しみましょう☺︎


 
 
 

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