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【日本の植物の恵み②】野に息づく薬草「蓬」
植物の恵みを纏い、整える 和の自然療法 聖庵(HIJIRIAN)です。 春の野を歩いていると、ふと、よもぎの香りが立ちのぼることがあります。 少し青く、土の気配を含んだ、どこか懐かしい香り。 その香りに触れると、深く息をしたくなるのは、昔から人がこの植物とともに暮らしてきた記憶が、身体のどこかに残っているからかもしれません。 草餅やよもぎ餅で親しまれる蓬(よもぎ)。 春になると、つい手に取ってしまいます。 甘いものをあまり食べない夫も、よもぎ餅だけは美味しそうに食べていて、身体が自然と求めているのだなあと感じます。 ▪️暮らしのそばにあった植物 よもぎは、古くから日本人の暮らしに寄り添ってきた植物です。 野原や道端、土手や畑の近くに。 特別な場所ではなく、いつも人の暮らしの近くに生えていました。 貝原益軒の『大和本草』にも、春によもぎを摘み、餅や汁物に用いていたことが記されています。 また、お灸に使われる「もぐさ」も、よもぎの葉から作られています。 身体を温め、巡りを整える植物として、昔から大切にされてきたことがうかがえます。 ▪️春の恵みを、

HIJIRIAN(聖庵)
13 時間前読了時間: 2分
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