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【中医学ノート vol.4】あなたの「今」を丁寧に見るー弁証論治(べんしょうろんち)という考え方
vol.3では、中医学の「整体観念」について、自然・身体・社会という3つのつながりの視点でお伝えしました。 今回は、vol.2でも少し触れた「弁証論治(べんしょうろんち)」について、もう少し丁寧にお話しします。これを知ると、「同じ不調でも、人によって整え方が違う理由」がわかるようになります。 1.同じ「疲れた」でも、中身は全然違う 少し想像してみてください。 Aさんは、顔色が青白く、声が小さく、食欲もない。少し動いただけでぐったりしてしまいます。 Bさんは、顔が赤く、なんだかイライラしていて、頭がガンガンする。でも食欲はある。 どちらも「疲れた」と言っているけれど、身体の中で起きていることは、全く違います。 西洋医学では「疲労」と一言で分類されるかもしれません。でも中医学は問います。 「あなたの疲れは、どんな種類の疲れですか?」と。 Aさんは気(き)が足りていないのかもしれない。Bさんは気の流れが詰まって、熱が上に上がっているのかもしれない。同じ言葉でも、状態は真逆です。だから、整え方も当然、変わります。 これが弁証論治の根本にある考え方です。

HIJIRIAN(聖庵)
7 時間前読了時間: 4分
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