「無音のあとに」
- HIJIRIAN(聖庵)

- 17 時間前
- 読了時間: 3分
更新日:24 分前

植物の恵みを纏い、整える
和の自然療法 聖庵(HIJIRIAN)です。
最近ふと
出家した頃のことを
思い出すことがあります。
当時はまだ
今のような生き方をするとは
思ってもいませんでした。
友人たちと食事を囲み
お酒を飲み
世間話をしながら笑っている。
そんな、ごく普通の暮らしの中で
突然、世界の音が消えたことがあります。
周囲の声も
店の音も
空気の流れさえも感じなくなり
ただ「無音」だけが広がる世界。
UFOキャッチャーで頭を掴まれ
違うところへ連れて行かれるような感覚が…
そして、その瞬間
静かな確信に近い感覚が
身体の芯に流れてきました。

ちょうどその頃、後に師となる方から
「お坊さんになりませんか」
とお声がけいただいていた
時期でもありました。
今思えば
人生の流れが
大きく変わり始めていたのだと思います。
それから程なくして
いつものように口にしたお酒が
耐え難いほど
苦く感じるようになりました。
不思議なことに、身体が
「もう必要ないよ」
とでも言ってくれているよう…
以来、お酒は飲めなくなりました。

当時は
理由など分かりませんでした。
しかし
今振り返ってみると
身体は心よりも先に
進む道を知っていたのかもしれません。
心で考え人生を選んでいるようでいて
実際には身体の方が先に
反応していることがあります。
合わなくなった場所。
合わなくなった人間関係。
合わなくなった雰囲気。
それを、身体は静かに教えてくれている。
けれど多くの場合
私たちはそれを無視してしまいます。
私にとって
あの“無音”の瞬間は
人生の方向が切り替わる
合図だったように感じています。

5年ほど前
生まれた時の星を視てもらった際
「破壊と再生、浄化の力が強く働いている。
天からのサポートを強く受けている。」
と言われたことがあります。
今になって振り返ると
人生の節目ごとに
何かが壊れ
何かが始まっていたように思います。
浄化という言葉は
時に綺麗なものとして語られますが
「浄」という漢字は
「水が争う」
と書きます。
合わなくなったものが壊れる。
今までの価値観が崩れる。
生き方や感覚が変わる。
何かが崩れ、壊れた後には
静けさが訪れます。
大雨が降った後
清らかで澄んだ空気が流れる
この地球のように。
浄化とは
「本来の流れへ戻されていくこと」
なのかもしれません。

今でも時折、あの“無音”の感覚が訪れます。
何かが終わりを告げる時。
何かが始まる前。
人生が大きく変わるその瞬間に。
もしかすると今は
出家へ至るまでの道や
その中で感じてきたことを
少しずつ
言葉にしていく時期なのかもしれません。
そしてそれは
これからの施術や
新たな聖庵という場所を
構築するために
繋がっているようにも感じています。
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聖庵 Therapist 田所 聖妙(ayumi)
僧侶としての修行を経てセラピストへ転身。
日本のハーブによる自然療法と
季節のゆらぎを整えるワークショップを通じて
身体から心へ働きかける
植物療法を探求しています。
緑育植物療法士®︎
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